心に残る思い出の4号機 その11 ~大花火~
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この台は、
多くの人が知っていると思われます。
ストックタイプではない、大量獲得機の中では、
一番売れた機種ではないでしょうか?
大花火
アルゼの大量獲得タイプですね。
この台は、評価が別れました。
技術介入度が高い割に、
親しみやすいキャラクターと遊びやすいスペックで、
年齢層を問わず、人気となった初代に比べると、
明らかにギャンブル性が高まっていましたから。
そのせいか、新しく搭載された鉢巻リールという名の、
第4リールを使った演出でも、賛否が別れたようです。
最大の問題点は、明らかにハズレ目なのに、
演出をキャンセル出来ない、という点でした。
これは、かなりイライラします。
逆に、法則性を持たせることによって、
ハズレ目が鉄板リーチ目に昇格することもあり、
こういった所は、アルゼは上手く作ってるなぁ、と感じましたね。
スペック的には、甘い台だったのですが、
設定1のビッグ確率が1/431と、当時の大量獲得タイプの中でも、
最低の部類で、1000Gハマリも、日常茶飯事でした。
西暦ハマリなんていう言葉も、
この頃から使われ始めたように思います。
また、ビッグ中は、この機種ならではの緊張感がありました。
当時、打たれていた方なら解ると思いますが、
ビッグ中、残り28Gの青ドンの恐怖。
昨今の機種のように、
逆押しオートハズシやフラグ持ち越し機能等は、ついておらず、
自力でリプレイハズシをして、
獲得枚数を増やさなければいけませんでした。
大花火のリプレイハズシには、
二通りの方法があって、
一つは、視認性の高い3連ドンちゃんを狙ってハズす方法。
これは、初心者でも出来る簡単な方法でしたが、
確実ではなく、1/3の確率で強制的にJACインしてしまうというものでした。
もう一つの方法は、左リールのHANABI絵柄を、
中段に押すというもので、成功すれば確実にハズレるのですが、
1コマの余裕もない、ビタ押しが要求される上級者用の手順でした。
当時のアンニュイ青年は、目押し力は上がっていましたが、
ビタ押しをバシバシ決めれる程ではなく、
ビッグ中は、いつもドキドキでした。
元々、JACインする確率は、
そんなに高くなく、パンクすることもよくあり、
プレッシャーのかかるハズシをする機会は、
そんなに多くありませんでした。
しかし、時たま悪魔の挙動を見せることがあったのです。
ビッグ中は、
鉢巻リールに赤ドンが止まれば15枚役、
青ドンならリプレイとなっていました。
残り30G・青ドン停止。
もちろんここは、入れます。
残り29G・青ドン停止。
ここは、悩むポイント。
保険ハズシは、長い目でみればマイナスという解析を読んでいたアンニュイ青年は、
悩んだ末、JACインを選択。
JAC中にビタ押しの練習をします。
残り28G。
悪魔のリールは、右に回り、青ドンが停止。
のぁぁぁぁぁぁぁ!
来てしまいました。
ここでハズシをミスれば、
ノーマルAタイプ以下の360枚程度しか取れません。
高い壁を越えてもぎ取ったビッグで、それは避けたい!
3連ドンちゃんを狙うか?
ビタ押しに挑戦するか?
悩んだ末に、チキンなアンニュイ青年は、3連ドンちゃんを選択。
どぅおりゃぁぁぁぁ!
心の中で叫びつつ、3連ドンを押すと……………
ズルンとスベってリプレイが停止…………
この出来事があって以来、
3連ハズシはやめました。
失敗するにしても、
ビタハズシにチャレンジして失敗する方が気持ちがいいですからね。
長期的に見れば、ビタハズシも3連ハズシも、
獲得枚数に大きな差は出ない、
とのシミュレーションが出ていましたが、
ビタハズシが成功した方が気分的によかったので、
もっぱらビタハズシになりましたね。
おかげで、目押し力が一気に上がりました。
この大花火という台は、
アンニュイ青年が初めて5千枚オーバーを記録した、
記念すべき台でもありました。
そして、時代は更なる爆裂化へと進んで行くのです。
今でも、面白い台だと思います。
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