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60円と4.1秒と21コマと俺

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タイトルの意味の解る方、寄ってらっしゃい見てらっしゃい

国産食材・輸入食材

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今日の内容は、スロ・パチとは全く関係ありません。
まぁ、珍しくありませんが(笑)

また、読む人によっては、不快に感じる方もいるかもしれませんので、
そういう方は、読み飛ばして下さい。






先日、ネットのニュースで、
食品を買う時に、どこに注目するか?というのがあり、
約45%の方が賞味期限と答え、
約37%の方が原産地と答えたそうです。


また、そのニュースに対し、多くのコメントが付けられていたのですが、
そのほとんどが、中国産に対するバッシングでした。

・中国産は絶対買いません!

・ちょっと高くても国産の物だけを食べるようにしてます。

こういったコメントが、多く見られました。

中には、現実に則した、こんなコメントも。

・本当は、国産の物を食べたいのですが、価格の安さから、中国産を買ってます。

・あまり気にしてません。

食品業界に従事する方からも、何点かコメントがあり、

・外国産は食べていない、というのは、消費者の妄想であり、
現実的には、ほぼ不可能です。

・そのうち、そんな事言っていられなくなります。

というようなものでした。

私も、食品業界の端くれにいますので、
どちらかと言うと、最後のコメントに賛成なんですが、
中国産を嫌う人達の心情も分からなくはありません。

現在の日本の法律では、加工品の原産地表示をする義務はありません。

スーパー等で加工品を買ったり、外食をすれば、
ほぼ間違いなく輸入食材が使われてます。

全て国産食材で食生活を成り立たせる為には、
莫大な資産があるか、完全自給自足しかありません。

もっとも、お金があっても、食材を探すのに一苦労ですし、
自給自足にしても、その食材を育てる過程で、
輸入物の肥料を使わない等の苦労があり、
一般市民には、事実上不可能です。



まず、理解しなければならないのが、日本は食料不足だということ。

飽食なんて言われてますが、食料自給率は50%を切ってます。

極端な話をすれば、全て国産に切り替えれば、
2人に1人分しか食料を調達できないわけですよ。

外国産に頼らなければ、現在と同レベルの食生活は維持できませんし、
外食産業等は、絶対に成り立ちません。

特に庶民的な店、悪く言えば、価格や量を売り物にしている店などは、
輸入食材を使ってない所を探す方が難しいです。

中国産に対する不信感が拭えないのも事実ですが、
じゃあ、国産はそんなに安全なのか?と問われれば、
それもまた疑問です。

昨今では、うなぎの産地偽装や、数年前にさかのほれば、
某乳業による食中毒事件、
更に更にさかのほれば、水俣病やイタイイタイ病等も、食の被害です。

よく冗談半分で言われている、
農家は自宅用と販売用では農薬の量が違うとか、
輸入家畜・魚介を1日日本で飼育して国産で販売する、
なんていう話も、誇張ではあっても、
全て冗談という訳ではありません
(ほとんどの農・畜・漁業関係者は、真面目にやってますよ)

実際、輸入野菜に比べて、国産野菜は、検査が甘いです。


逆に、輸入食材、特に中国産に関しては、
メーカーもかなり神経質になってます。

記憶に新しい、天洋食品の餃子事件。

アレは、人為的(公式発表では)な事件だったのですが、
日本の販売メーカーが受けたダメージは大きく、
冷凍食品部門は事実上の閉鎖になりました。
(実際は、子会社化していた有名メーカーと一つになり、
新社名で復活してますけどね)

あの事件、冷凍食品を専門にしているメーカーなら、
下手したら倒産の勢いでした。

それだけに、何処のメーカーも厳しい検査体制を敷いてます。

もっとも、人間のやることですから、万全はありませんし、
全ての商品をチェックするのは物理的に不可能ですけど。

それでも、国内製造で流通している商品よりも、厳しい検査体制です。

ですから、必要以上に輸入食材を恐れる必要はないと思います。


しかし、日本人は潜在的にアジアを拒否する傾向があります。

特に中国・韓国を。

これは、戦後教育の影響が大きいのですが、
そのせいもあって、中国製品を頭から否定し、毛嫌いしています。

過去の中国製品に問題が多かったのは否定しませんし、
現在でも、全てを中国側で管理しているものには疑惑がありますが、
日本の大手メーカーが管理している物に関しては、
上記のような理由から、比較的安心していいと思います。



反面、欧米には好意的な側面を持ち、
顕著な例で言えば、BSE問題のあった牛肉も、
条件付きとはいえ、早々と輸入を再開し、
小売店の店頭に並ぶようになりました。

BSEの症状を考えれば、これほど早い対応は恐ろしい事なんですが、
多くの人が疑問を抱かず、受け入れました。


では、何故、中国産の食品が、これだけ日本にあるのか?

これは、消費者にも原因の一端があるのです。

安い!

今の日本に、この言葉以上に、集客効果のある言葉は、残念ながらありません。

消費者が安さを求めすぎるから、
メーカーは生産コストの安い中国を拠点としてきたのです。

もちろん、メーカーの利益追求という理由もあります。

良いものは高い、とまでは言いたくありませんが、
洋服や電化製品、果てはパチンコや競馬のようなギャンブルに何万とお金を使い、
食品は安く買いたい、というのはどうかと思います。

ギャンブルにお金を使うことを、
お前が否定するな!って話ではありますが(笑)

アジア圏に対し否定的で、欧米に対し肯定的である、
というのは、日本人の資質のようなもので、
私自身にも、そういった一面があると思ってます。

しかし、大事なことは、洋の東西ではなく、
自分の口に入る物は、自分で管理・判断することだと思います。

そして、輸出国に対し、厳しい検査を要求し、
安全な物を輸入出来る体制を、メーカー任せではなく、
消費者側から、メーカーに促していくことです。

それと同時に、
自国の食糧自給率を60~70%ぐらいに引き上げる努力をすることです。

これは、ただ国産品を消費するだけでは、
いずれ足りなくなるので、
生産量そのものを増やしていかなければなりません。

農業・漁業・畜産業をする人間を育成し、
支援しなければなりません。

各分野の進歩は目覚ましく、
50年・100年前に比べ、安全なものを、効率よく生産出来ます。

最高レベルのものを作るには、まだまだ手間もコストもかかりますが、
一般消費者が毎日の食事に使うレベルのものならば、
ある程度の量が出来るはずです。


柄にもないことを、長々と書いてしまいました(笑)

最後に、私は中国人ではないし、中国贔屓というわけではありません(笑)

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by ennui777 | 2011-02-21 23:20 | ホールに行かなかった日